太陽の朝は窓を閉じて【オムニバス】
私は傍らのストーブのスイッチを付けた。
忠志は頭を白いタオルで乱暴に乾かしながら、バスルームから出てくる。
「そのストーブ、やっぱ暖まらねえな。新しいの買う?」
少し濡れた体にザックリと茶色のセーターを来て、壊れていると疑わないストーブの前を飽きもせず陣取る忠志に、私はもう決めた様に声を絞りだす。
「私、福島帰る。六日月曜の出社までには、帰るから。」
忠志は頭にダラリと白いウェデイングベールの様に掛けていたバスタオルを、踊る様にリズミカルにひるがえして、はあ?と振り向いた。
「・・今日、からって事?
だって明日、五日だぞ。」
「バアちゃんに会いに行く。どうしても、聞きたい事あるし。」
忠志は頭を白いタオルで乱暴に乾かしながら、バスルームから出てくる。
「そのストーブ、やっぱ暖まらねえな。新しいの買う?」
少し濡れた体にザックリと茶色のセーターを来て、壊れていると疑わないストーブの前を飽きもせず陣取る忠志に、私はもう決めた様に声を絞りだす。
「私、福島帰る。六日月曜の出社までには、帰るから。」
忠志は頭にダラリと白いウェデイングベールの様に掛けていたバスタオルを、踊る様にリズミカルにひるがえして、はあ?と振り向いた。
「・・今日、からって事?
だって明日、五日だぞ。」
「バアちゃんに会いに行く。どうしても、聞きたい事あるし。」