太陽の朝は窓を閉じて【オムニバス】
「カボチャ食え。今日は、とびきり上手く煮たから。」
バアちゃんはそう言って、食べきれない程の煮物を私の前に置き、曲がった腰を屈め私の横に座った。
時計の秒針だけが、私達をその無機質な音で包んでいる。
「バアちゃん、あのね・・・。」
私の言葉は、バアちゃんのゆっくりした声で消された。
「ミナト、今日は泊まるんだべ?。」
私は小さく頷いた。
「風呂入れ。風呂の灯油、もう無えからな。入れてくる。」
そう言ってバアちゃんは立ち上がり、その背中を私に見せてつぶやいた。
「明日、美智代さんの居場所書いてやるから。」
そう言うバアちゃんの紺がすりの背中は、夕日に変わろうとする太陽を静かに飲み込んで、ただ静かに私の前にあるだけだった。
バアちゃんはそう言って、食べきれない程の煮物を私の前に置き、曲がった腰を屈め私の横に座った。
時計の秒針だけが、私達をその無機質な音で包んでいる。
「バアちゃん、あのね・・・。」
私の言葉は、バアちゃんのゆっくりした声で消された。
「ミナト、今日は泊まるんだべ?。」
私は小さく頷いた。
「風呂入れ。風呂の灯油、もう無えからな。入れてくる。」
そう言ってバアちゃんは立ち上がり、その背中を私に見せてつぶやいた。
「明日、美智代さんの居場所書いてやるから。」
そう言うバアちゃんの紺がすりの背中は、夕日に変わろうとする太陽を静かに飲み込んで、ただ静かに私の前にあるだけだった。