猫が生まれた日
いいところが何ひとつなくたって
あたしはあたしを愛してあげられる

それだけでよかった
遠いいつかに戻れたらいいのに

何の根拠もなく信じていた
それ以上がこの先にあるなんて思えないの

演じていることにも気付かないまま

心の在り処が崩れ落ちるその日まで
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