猫が生まれた日
君が言ったありがとうに
めまぐるしくて
穏やかな
そんな世界に落とされました

君のためならいくらでも
あたしは言葉を紡ぐけれど
きみのために言葉を紡ぐべきではない
そんな刹那があることも知っています

君から聞いた初めてのありがとうに
あたしはただ震えていた
あたしは何も、言えませんでした
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