最低な俺だけど…。
この前、帰り道の公園での事を思い出した。



俺は、何であの時。
あいつを背中の後ろに隠してやったんだろう。

別に、付き合ってるわけでもないんだから、俺はバレてもかまわなかったはずなのに…。




いろんな事を考えながら、その公園の前にたどり着いた時。



『あっ…あの……。朗ぁー。さっきは、ごめん↓』


突然、あいつがベンチから立って、謝ってきた。
ずっと、ベンチで待ってたみたいに。



『な…何で謝んの?』


俺が驚いてきくと、





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