最低な俺だけど…。
下駄箱のところで、あいつとまた目が合った。


あいつは、聞いてしまって申し訳なさそうな顔をしていた。



俺は目をそらして、翔たちを見た。





『大丈夫か?あいつらに、またつかまる前に帰るぞ!』


翔が俺に言う。



『朗、急げ!!』


圭太も急かしてくる。



俺は急いで靴を履き、外に出た。





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