【完】イケメン生徒会長は俺様!?
流二はそう言って優しい笑みを浮かべた。



「うん。今行く」



あたしはそう言って携帯をベッドの上に置くと、朝ご飯を食べに食堂に向かった。



朝ご飯を食べたあたしはすぐに笑顔になった。



「美味しいーっ」



そんなあたしを見た流二は、口をポカーンと開けて呆れたようにあたしを見ていた。



そしてこう言った。



「お前、ほんとなんでも美味そうに食うよな」



「え?そうかな?」



あたしはそう言って首を傾げた。



「そうかなぁ?じゃなくてそうなんだよ」



流二は呆れたようにそう言うと、トーストを頬張るあたしをジッと見つめていた。



「食べないの?」



「美味そうに食うお前見てたら、腹いっぱいになっちまった」



流二はそう言うとニッコリ笑った。



はぁ?!なっ、なにそれ!!



なんかムカつくんだけど!!



「はぁ?なにそれ。ちょームカつく!!」



あたしはそう言って流二の分のソーセージをフォークで突き刺して食べた


「あっ、おい!それ俺んだぞ。なに勝手に食ってんだよ!!」



流二はそう言ってそっぽを向いた。



「いいじゃん!だって、お腹いっぱいなんでしょ?」



あたしはそう言ってニコッと笑った。



「はぁ……お前なぁ、食い意地張り過ぎだぞ」



流二はそう言ってまたため息をついた。



「なによぉ。そこまで言わなくてもいいじゃない。流二のバカッ!!」



あたしはそう言って舌を出した。



そしてあたしは最後の一口を食べた後、部屋に戻った。



もう!!流二ってほんとあたしの気持ち分かってない。



流二のそういう所が嫌い!!



……でも、本当は好き。大好きだもん。



あたしは部屋に戻った後、ベッドにダイブして枕に顔を埋めた。



すると部屋の扉が開いた


「美綺、さっきはごめんな?ちょっと言い過ぎた。ほんとごめん」



流二はあたしの近くに駆け寄るとそう言った。



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