猫耳ぱにっく!
「そういえばさぁ」


あたしがバナナチョコパフェをもくもくと食べていると、亜美が口を開いた。



「なに?」


「あんた、木村と何かあった?」




・・・・・・



えっ!



「な、なんで?」



木村さまとあった出来事と言えば、猫耳がばれちゃったってこと。



あ、亜美にバレたらきっと・・・


『黙っておいてあげてもいいけど、その代わり下僕になりなさいよ。』



なーんて左手を腰に当て、右手であたしを指差しながらいうんだよ、きっと・・・。



そ、それだけは嫌ぁ!



「いやぁだってさ、香奈、木村に昼休み呼び出されてたじゃん。
だから告白でもされたのかなって。」


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