ガーネット
私は、帰る間がドキドキだった。

家に着いて、“すぐ紙を開こう”と思っていた。

でも、なかなか開けられなかった。
なぜなら、書いてある名前が、

もし、自分の名前だったら、明日からの学校は、周りに引かれる程、ルンルンで1日中ニヤけているだろう。


その逆でもし、自分以外の人だったら...私はショックを隠しきれず、泣き叫んでしまうだろう。
それほど、私は柊にはまっていた。
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