白衣の悪魔に恋してる
瞬間、



「俺の代わりにコレ貸してやるよ。ヨダレ垂らすんじゃねぇぞ。」



「えっ…」



パサッと顔に掛けられたのは…



先生の白衣で…



ヤバッ…



先生の香りがする…



あたしはそれを布団の中に手繰り寄せると顔を埋めた。



すっごくいい香り。



何の香りだろ?



ってか、この香り。



あたし、



知ってるような…



えっと…



どこかで…



………



あっ!!



柔軟剤だっ!!



そうだ。



そうだよっ!!



ウチで使ってるのと一緒なんだよっ!!



どうしよう…



先生と同じ香りとか…



すっごく幸せ。

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