それは初恋で、



「お、こっちも美味いじゃん」

「うん」

「じゃ、半分ずつにすっか。藤沢、正直メロンパン食いたいだろ?」



あぁ…ゴメンナサイ。

きっと、相沢くんの彼女や相沢くんを好きな女の子は私がこんなことしていたら怒るだろうなぁ。

私は相沢くんのペースに完全にのまれていた。



「食べたい…です」

「よし」



相沢くんはパンを半分に割って私に渡す。
私も同じようにして相沢くんに渡した。



私も…

こんな風に気が利いて、フレンドリーになれたら、
もっとクラスの子たちと馴染めるのかな…



「…藤沢、もっと笑えばいいのに」

「え、?」



相沢くんのいきなりの発言に私は驚いた。

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