それは初恋で、
相沢くんは、食べ終えたパンの袋をゴミ箱へ投げつけ、入れた。
「よしっ!!! 俺も藤沢の力になってやるよ」
「え?」
ガラッ!!
「亜希、ここにいた! 全然戻って来ないから…」
「早紀ちゃん…」
早紀ちゃんは、少し息を乱していた。
心配、してくれたのかな?
相沢くんは早紀ちゃんの肩に左手を乗せ、
「お前、良い奴だな」
「???」
そう言って図書室を出る。
「あ、藤沢! 反省文放課後ちょっと手伝って」
相沢くんは扉から顔だけ覗かせて言う。
「あ、うん、分かった」
早紀ちゃんは首を傾げた。