ふたり
病気
奇病
逆行……
何が何だかわからないけど
この先生が言った事……
「あ、じゃあ、お大事に……
薬を飲んでも熱が下がらないなら
また受診してください」
明らかに焦って
その場を逃れるように
医師は早口で言った
「…まっ、待ってください。
先生…逆行って?奇病って何ですか?」
私は身体のダルさも忘れて
身をのりだして医師に詰め寄る
「先生!」
私が言うと
しばらく うつむいて
自分のひざを見つめてた医師が
「……気を確かにもって…
聞いてくださいね……」
少し青ざめて おそるおそる
医師は私に
真実を話した