らぶ☆すとーりー 4
お嬢様との決着
隼人を見送ると、私は玄関へと戻って行った。



そして、靴を脱ごうとした瞬間。



ピンポーン♪



玄関のチャイムが鳴ったのだった。



ん?こんな早く誰?



隼人が戻って来た・・・とか?



私は子の手で何も確認せずにドアを開けてしまった。



ガチャ・・・。



「えっ・・・?」



「おはようございます。綾乃さん?」



何であなたがここにいるの・・・?



何も言葉が出てこない私。



「何しに来たかって?


そりゃ、隼人さんと早く別れて貰うために来たのよ。」



彼女はフッと口の右端だけクッと上にあげるような



私をバカにするかのような笑いをした。



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