らぶ☆すとーりー 4
「じゃあ、明後日伺ってもいいですか?」



「はいっ!」



「じゃあ、明後日の11時にお伺いしますね。」



「はい、わかりました!」



そして、受話器を置いくと私は溜息を付いた。



「はぁ・・・。」



私・・・いったい何をしているのだろう?



須藤さんが来るだけで喜んじゃって。



バカみたい。



本当は喜ぶ事ではないはずなのに。



須藤さんに、私の気持ち伝えないと、ダメな事くらい分かっている。



私には隼人がいる。



隼人が一番だって・・・伝えなくてはいけないんだよね。



分かってはいるのだけど・・・。



私はもう一度溜息を付いた。




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