年下生意気彼氏



「キャー!!護君よぉ!!」






廊下を歩いていると、時折そんな言葉が聞こえてきたりする。






護、モテるんだ…。





黄色い声援のド真ん中にいる護。




バッチリ合う目。




でも護は、



アタシ達が付き合ってたなんて嘘のように、見て見ぬふりをするんだ。




まるで…アタシの存在を消しているように。






それが辛かった。










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