年下生意気彼氏
「…和希わね。普通の女の子だったわ。
口調も今みたいに男っぽくないし、
可愛くて、クラスからも人気があった。
和希には、真美という親友がいた。
真美は、優しくて…とにかく優しくてね…。
あたしも真美が大好きだった…。
でも…でも…!!」
莉洙の口調が荒くなる。
「あんたさえいなければ…!!真美は今でも笑っていたのに…!!」
莉洙はそう言ってアタシを睨む。
「…あの日あんたはいつものように真美と下校していた。
信号にさしかかった時だった。
急に車が飛び出して来て…。
引かれそうなあんたを助けて真美は死んだのよ!!」
アタシはあの時の記憶がよみがえり、
ただ泣き崩れる。