引き金引いてサヨウナラ


彼らは言葉少なにその後を過ごした。


願わくば、このまま帰れたらどんなにいいだろう。


見栄をきってここまで来てしまった以上、途中で帰るわけにはいかない。


男のメンツだとかそういうものもあるが、覚悟を決めてここまできたのだから、押し通すしかないと思った。


怖じ気づくなら、三日前のあの時に、申し込みをとっくに取り消ししていたはずだ。


もちろん、自分が行ったからといって、この世界が変わるとは叶には思えなかった。


だが、美菜の世界が変わったように、変えられたらいい、と思った。


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