がんばれ!ノザワくん
よねちゃんがメールをチェックすると、…早速、キセ課長から、届いていた。
「添付ファイルを印刷して送ればいいのね。なるほど」
で、その添付ファイルを開いたところ、…明らかに、カノウさんじゃない人の名前が。
よねちゃんは、そのファイルをよ~く見た。名前もさることながら、性別が…男性になってる。カノウさんって、女性だぞ。
「…キセ課長、ファイル間違えてる」
個人情報なので、急いでキセ課長に電話。
すると、
『ええっ、間違ってた!?』
…さすがはノザワくんの元上司。同じ反応してる。
『ちょっと待って!今確認するから…あ、確かに、別の人のファイル送っちゃったな。いや~、申し訳ない!今すぐ、メール送信するから、前のメールは削除してください!』
よねちゃんは、「お願いします」と言って電話切った後、…笑いを必死にこらえながら、次のメールが来るのを待っていた。
その後、カノウさん宛ての封筒に書類を入れて、カノウさんに電話。
『あ、よねちゃん?お久しぶりです~!書類、さっき届いたんで、これから書こうと思ったんですよ~!』
「そのことなんですけど…。今日、さらに別の書類届いたんで、そちらにも記入お願いします」
『え?そうなんですか?』
「送るのは、一緒でかまわないですよ。同じ封筒に入れて、返信してください。たぶん、料金は変わらないと思います。A4用紙2枚なので」
『了解~!じゃあ、その書類届いたら、すぐに書いて送りますね~!』
電話を切って、…よねちゃんは溜息をついた。
「ああっ、タイミング悪いっ!昨日言ってくれれば、一緒に送れたのに!」
確かに、要領悪いよな。ソコモって、そういうところが甘いかも。
「添付ファイルを印刷して送ればいいのね。なるほど」
で、その添付ファイルを開いたところ、…明らかに、カノウさんじゃない人の名前が。
よねちゃんは、そのファイルをよ~く見た。名前もさることながら、性別が…男性になってる。カノウさんって、女性だぞ。
「…キセ課長、ファイル間違えてる」
個人情報なので、急いでキセ課長に電話。
すると、
『ええっ、間違ってた!?』
…さすがはノザワくんの元上司。同じ反応してる。
『ちょっと待って!今確認するから…あ、確かに、別の人のファイル送っちゃったな。いや~、申し訳ない!今すぐ、メール送信するから、前のメールは削除してください!』
よねちゃんは、「お願いします」と言って電話切った後、…笑いを必死にこらえながら、次のメールが来るのを待っていた。
その後、カノウさん宛ての封筒に書類を入れて、カノウさんに電話。
『あ、よねちゃん?お久しぶりです~!書類、さっき届いたんで、これから書こうと思ったんですよ~!』
「そのことなんですけど…。今日、さらに別の書類届いたんで、そちらにも記入お願いします」
『え?そうなんですか?』
「送るのは、一緒でかまわないですよ。同じ封筒に入れて、返信してください。たぶん、料金は変わらないと思います。A4用紙2枚なので」
『了解~!じゃあ、その書類届いたら、すぐに書いて送りますね~!』
電話を切って、…よねちゃんは溜息をついた。
「ああっ、タイミング悪いっ!昨日言ってくれれば、一緒に送れたのに!」
確かに、要領悪いよな。ソコモって、そういうところが甘いかも。