四季〜二人で歩む季節〜


安心出来るし、気を張らなくてもいいのが有り難い。


「何かあったら、いつでも連絡してこいよ。」

「ありがとうございます。」


内藤さんは、必ず帰り際そう言って帰っていく。


もし、内藤さんがあたしとそう変わらない年齢だったら、あたしは彼に恋をしているかもしれない。


それほど、内藤さんはあたしに安心を与えてくれている。


「ミユさん、疲れてますよね?」

「えっ?」


帰りの車の中、シゲはルームミラー越しにあたしの顔を見た。


「最近元気ないみたいですし、ちょっとドライブでも行きませんか?」

「いいよ、行こう。」
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