四季〜二人で歩む季節〜


でも、和香ちゃんと同じように、知ってその全てを受け止めれるかもわからなかった。


なら、見て見ぬふりをするしかないのだろか。


お互い、モヤモヤとした気持ちを抱えながら家路を辿る。


「ねぇ、レン?
あたしは和香ちゃんに何て言ってあげたら良かったかな?」

「はぁ?」


レンは意味がわからないという顔をあたしに向けた。


それはそうだろう。


だってあたしは、何の脈絡もなく言葉を発していたのだから。


ソファーに足を抱えて座り、あたしは膝に顔を埋める。


「どうした?
和香ちゃんに何があった?」
< 237 / 316 >

この作品をシェア

pagetop