四季〜二人で歩む季節〜


あたしがそう聞くと、和香ちゃんはずっと溜め込んでいた気持ちを話始めた。


「ミユさん、あたし、やっぱり悟の仕事が気になります。
知らない方がいいんだと思うけど、よく女から電話がかかってくるんです。
仕事の電話っていうけど、それってどんな仕事なんだろうって。」

「そっか…。」

「でも、知るのも怖いんです。
悟の事、受け止めきれるのかなって。」

「そうだよね。」


和香ちゃんがこうして相談してくれたのに、あたしは彼女を安心させる言葉をかける事も出来なかった。


あたしだって、レンの仕事が気にならないわけじゃない。
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