四季〜二人で歩む季節〜
隣に座ったレンは、あたしの髪を梳きながら首を傾げた。
この話をしたら、必然的にレンの仕事も知る事になってしまうのか。
あたしは今更になって言葉に詰まってしまう。
「俺には言えない話?」
「…そんな事はないんだけど。」
「俺と悟の仕事の事?」
「えっ?」
何でレンはあたしの考えている事がわかったんだろう?
もしかして、あたしの心を読み取る能力があるんじゃないかと思ってしまった。
「悟から、和香ちゃんが俺らの仕事を不信に思ってるって聞いてたよ。」
「そうなんだ。」
「ミユも俺の仕事が気になるか?」