四季〜二人で歩む季節〜
「…ミユ?
今、何時?」
「3時だよ。」
「マジか…そろそろ出なきゃ。」
体を起こして立ち上がろうとしたレンが、フラッとあたしの方に倒れてくる。
「レンっ!
大丈夫?」
「あっ、悪ぃ。」
「疲れてるんでしょ?
もう少し休んだら?」
「いや、今日は遠出しなきゃいけなくて、もう家出ないと間に合わないんだよ。」
「でも…。」
「大丈夫。
安全運転で行くから。」
そう言って、レンはフラフラとした足どりで部屋を出て行ってしまった。
本当に大丈夫なんだろうか?
きっと、ここ数日ろくに睡眠も取っていないんだと思う。