四季〜二人で歩む季節〜
「レンがどんな仕事をしてたって構わないと思ってたけど、あたしはこれから先それに耐えられるのかなって不安なの。」
「レンさんにとって、ミユさんは特別なんです。
ミユさんを悲しませる事はもうないと思いますよ?」
「でも、人を騙していくんでしょ?」
「それは、そうですけど…。」
「悟くんは、平気なの?
人を騙して落ちていく姿を見て心が痛まない?」
「俺達にはこれしかないから、そんな事言ってられないんです。」
悟くんの横顔が、ひどく悲しそうに見えた。
「ごめん、言いすぎたね。
さっきは助けてくれてありがとう。
おやすみなさい。」