四季〜二人で歩む季節〜
「あっ、ごめんね。
あたしは和香って言うの。
仲良くしてね。」
和香ちゃんがことちゃんに笑いかけると、ことちゃんの顔にも笑顔が広がった。
子供の笑顔って、とっても透き通っていて大人にはない無邪気さがある。
あたしの子供の頃はこんな純粋さなんてなかった気がする。
「「「乾杯〜!!!」」」
缶ビールを高々と上げ、あたし達のお花見がスタートした。
「昼間っからビールなんて、いいね。」
「本当、ミユはお酒好きだよね。」
正直、人が多いところってそれだけでゲンナリするけれど、たまにはこういうのもいいかと思った。