四季〜二人で歩む季節〜
「シゲ、今日からまた送りお願いね。」
「はい。」
久しぶりにシゲの送りでアパートに帰る。
「コンビニ寄りたいんだけど、待っててくれる?」
「いいですよ。」
アパートの近くのコンビニに来るのも久しぶりで、ビールやミネラルウォーター、シゲに缶コーヒーを買ってお店を出た。
「もうアパートに戻って大丈夫なんですか?」
「多分ね。」
「何かあったらすぐ連絡して下さい。」
「うん、ありがとう。
はい、これ。
じゃあ、お疲れ様。」
「すいません。
お疲れ様でした。」
さっき買った缶コーヒーを渡し、あたしは車を降りる。