ずっと、ずっと大好き
刹那は私を
好きでいてくれてる。
ただ、昔愛した人を
忘れられないだけ。
私は忘れてなんて言わないよ?
忘れられないのは
当たり前だもん
「翼…大好き」
刹那から言ってくれた
「私はもっと好き」
大丈夫。
私たちの間の壁は
もうないから。
こうやって笑いあえてる
「今日はこのまま、俺ん家泊まる?」
不安げにこっちを見てくる刹那。
私は離れていかないのに
「泊まってもいいよ?あ、でも服ない…」
「この前泊まったときの下着があるし。服は俺が貸すから」
明日の学校も一緒に行ける
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