Melody Honey
全然気がつかなかったんですけど…。

今度は別の意味で、私はへこんだ。

何で言ってくれなかったのよ…。

そう思っていたら、
「愛されているんだって思いました」

大沢くんが言った。

桐生が私を愛している?

首を傾げた私に、
「あおいさんを渡したくないって言う気持ちがよくわかりました」

大沢くんが言った。

「へ、へえ…」

私にはそう言う風に見えなかったんだけどなあ。

「あおいさんも桐生さんの気持ちに気づいてたんじゃないですか?」

そう聞いてきた大沢くんに、
「えっ?」

私は驚いて顔をあげた。
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