Melody Honey
と言うか、
「何でそのことを黙っていたの?」

そう聞いた瞬間、イヤな女だと私は思った。

仕事のことを干渉するなんて、私もずいぶんと悪女になったものだ。

聞かれた詩音は…と言うと、口を閉じて黙っている。

それに対して、呆れたんだと私は思った。

仕事に関して全然関係がない私が聞いたから、詩音は呆れてしまったんだと。

最低…と心の中で呟いても、何にもならない。

私と詩音の間に流れる沈黙が痛くて仕方がない。
< 187 / 288 >

この作品をシェア

pagetop