半径1メートルの悲劇
「―・・・ってことなんだよ。」
とりあえず、光樹と悠里に報告。
「へー、知らなかった・・・
中学のときから一緒にいたのに・・・」
少しがっかりする悠里。
「なんか面白いな!
トラウマかと思った!!」
ニコニコしながら話す光樹。
しばらく、沈黙・・・
そんな沈黙も破ったのは光樹だった。
「そんなことより、彼女ほしー」
そんなことよりって・・・
人が命懸けで聞いていたのに・・・
しかも、話が変わってる・・・
「じゃあさ、合コンしない!?
私、女の子集めるからっ!」
「それいいねー!
さすが悠里ちゃん!」
「じゃあ、メンバー探してくるー!」
え、え?
高岡の話から一気に合コンの話になったし!?
しかも、勝手に話しが進んでるし!?
まあ・・・
俺も彼女欲しいし、合コンに行くことになった。