ただ君の側にいたかった…
車に戻った俺達は、他愛もない話をしていた。


涼の前ではいつも騒いでいるみぃこだが、2人で話しているととても中学生とは思えないくらい、落ち着いていてしっかりとした考えを持っていた。

ただ、みぃこが彼氏の話をしている時だけはなんだか苦しそうだった。

彼氏が浮気してるってのは本当らしい。

1年半以上付き合っていて、みぃこが気付いただけでも今まで3回は浮気してるって。

そんな奴やめとけって言ったんだけど、本当に好きみたいだった。

笑いながら話すみいこの笑顔が、なんだか痛々しかったのを覚えている。

俺はそんなみぃこを助けてやりたいって思った。
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