ただ君の側にいたかった…
父「どういう事だ?」

歩「そこに父さんの名前を書いてくれればいいんだよ」

仁「お父さんが名前書けば、洋子さんが僕のお母さんがなるんでしょ?」

俺「仁には母親が必要なんじゃね?」

父「でも洋子さんは?」

洋「私の気持ちはそこに書いてある通りです」

歩「洋子さんがこう言ってるんだよ?恥かかせちゃダメでしょ?」

浩「いきなりで驚かせてごめん。俺達、父さんには幸せになってもらいたいんだ。母さんもきっとわかってくれると思う。洋子さんとなら、父さんも俺達もうまくやっていけるよ」

父「…本当にいいのか?」

浩「もちろんだよ。父さんの人生なんだからさ」

父「ありがとう…」

父さんは下を向き、婚姻届を握りしめて涙を流していた。

歩「洋子さん、父さん頼んでもいいですか?私達先に帰るんで、ちゃんとプロポーズしてもらってください」

洋「うん。皆ありがとう」

洋子さんも瞳が涙で潤んでいた。
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