ただ君の側にいたかった…
俺「話してくれてありがとな」

泣き止んだみぃこの頭を撫でながら言うと、泣き顔が照れたような笑顔に変わった。
みぃこは表情がころころ変わるから、見ていて飽きない。

そんなみぃこが愛おしくなってもう一度抱きしめた。

こんな小さい体で色んな事を抱え込んでるなんて信じられなかった。
俺はみぃこを助けてやりたいと思った。家族の問題に他人が首突っ込むわけにはいかないし、俺ができる事なんてないのかもしれないけど、笑わせる事はできるから。みぃこは笑ってる方が良い。こいつの笑顔は周りを明るくさせる。だから少しでも笑わせてやりたいって思った。


俺「顔洗うか」

み「え?なんで?」

俺「ブサイクな顔が更に残念な事になってるぞ?」

み「ひどくない?」

俺「顔洗わないのか?」

み「洗う!」

俺「じゃあついでに全身洗ってやろうか?笑」

み「陸くんって、日に日に変態オヤジになってるよね」

俺「健全な男ですから」

み「陸くんおバカだよね」

もう暗い雰囲気はなくなり、楽しそうに笑っていた。
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