猫と僕と
低い声の男2人がやたらに可愛く挨拶をした。




「すいません…たまたま来ちゃって、帰ってくれなくて。」





そう、理由を話したくらいで帰ってくれるはずのない2人。



ブチとワッタは「凜ちゃんが来る」の一言でドアをこじ開けて、部屋に居座ってしまった。




「えっ?大丈夫ですよ!食事はたくさんの方が盛り上がりますよ♪」



凜ちゃんはなんていい子なんだ。



でも、凜ちゃんが良くても僕は嫌なんだ…。




せっかくの2人でのご飯だったのに。



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