猫と僕と
笑っていると、凜ちゃんが急に質問してきた。





「………嫉妬…しましたか?」





「えっ!?」


急に変な質問をされて思わず、拍子抜けな顔をしてしまった。


「嫉妬……しま……」
「しました!」








今度は凜ちゃんが拍子抜けな顔をした。




「さっきですよね、嫉妬…しましたよ。もちろん」



「………。」



2人の間の空気が一気に色を変えた。



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