猫と僕と
「私も少し残念でした。」



凜ちゃんが、目線をそらしながら小さな声で話し出した。



「楽しいお友達だったけど、ワガママ言うと2人でご飯食べたかったです。」






凜ちゃん……。






「ごめんね…。」


僕は凜ちゃんの前に座って頭を下げた。



「ワガママ言ってすみません。」



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