僕の白雪姫


やっぱり名前は、
姫と言う名前じゃ
なかった。
俺は、少し姫と同じ名前であることを祈っていた。


姫は、まだこっちを
見ている。
今にも泣きそうで
辛い顔をして
こっちをみている。

姫……ごめん。
好きっていったのに
違う子と付き合うって
ごめんね?
無理矢理キスしてごめん。ほんとは、あれで嫌いになってたんだよね?
だから俺を屋上に
呼び出して悪口を
たくさん言って最後には、嫌いって言ってくるんだろ?
今まで無視してごめんね?俺と話してから姫を不幸にさせてしまったかもしれないね?


ごめんね?
姫……ホントにごめん。
でも今でも俺は、
姫が一番大好きだよ。


俺は、
姫が見ている前で
朱李にキスをした。





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