ほどよい愛
本当は聞きたいのか聞きたくないのかわからないまま、恭汰に聞いていた…。
「葵」
恭汰は、最初こそ目を見開いて驚いていたけれど、私がそう聞く事が自然だとでも言うように、落ち着いた声で。
「結衣と付き合わないのは、結衣を愛してないから」
恭汰は立ち上がり、ソファの後ろに立つ私の前にくると、そっと私を抱き寄せてくれた。抱かれるままに立っているだけの私を優しく包みこむ腕の中は温かくて、落ち着いて。
離れたくない…。
「葵だけを愛してるのに。何で結衣と付き合うの」
「……」
「まぁ、結衣とは10年以上一緒にいるし…。
確かに今まで何もなかったとは言えないからな…」
「葵」
恭汰は、最初こそ目を見開いて驚いていたけれど、私がそう聞く事が自然だとでも言うように、落ち着いた声で。
「結衣と付き合わないのは、結衣を愛してないから」
恭汰は立ち上がり、ソファの後ろに立つ私の前にくると、そっと私を抱き寄せてくれた。抱かれるままに立っているだけの私を優しく包みこむ腕の中は温かくて、落ち着いて。
離れたくない…。
「葵だけを愛してるのに。何で結衣と付き合うの」
「……」
「まぁ、結衣とは10年以上一緒にいるし…。
確かに今まで何もなかったとは言えないからな…」