-意地悪王子な旦那様-
ていうか、女の子たちの声本気でうるさい!!
声がうるさすぎてあの人の声聞こえないじゃん
でも、なんとか最後の言葉は聴こえた。
「2年特A 片桐優」
【片桐優】
私はこの名前を一生忘れない。
あの顔も、あの姿も、あの声も全て。
「舞ちゃん、私ヤバいかも…」
舞ちゃんに聞こえないように小さく小さく呟いた。
あの人に惚れてはいけないだろう、だって彼はこんなに好かれている。
けど… 私もう。
「…好き。」