物の気持ち絵本(絵なし)短編集
鬼ヶ島についてなんやかんやで鬼を一匹家来にすることができました

時重郎はその鬼に「マヌー」と名付けました

「今からお前にはサーカス団のスターになってもらう」

鬼は時重郎に従っていろいろな技を身につけた

サーカス団として成功し、多くの金を稼いだ時重郎にある依頼が舞い込んだ

それはマヌーを使ってある村を壊滅させてほしいというものだった

時重郎はマヌーをそんなことに使わないと言い張っていたが、よくよく話を聞くとその村は時重郎を育ててくれた村だった

老人への恨みは孫を川に流したことではらした

しかし多生の恨みは残っていたことと依頼額の大きさにその依頼を受けることにした
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