生徒会長VS幼なじみ
「どうせいつかはバレると思ってたけど、俺、コイツが一番なんだ。だから、皆に発表したし、今日限りでファンクラブを解散してくれないか?」


辺りがざわめき出した


「後、コイツに何かしたら、絶対に許さねえから!」


東條は再び私の手を引き歩き始めた


「ちょっと…東條?」


さすがのファンもついて来なかった


しばらく無言のまま、手を引かれていた


下駄箱に着き、ようやく繋いだ手が離された


靴に履き替えて呆然と歩いてると後ろからチャリに乗った東條が横に来た


「乗れよ」


「ううん…いい」


急に彼女のフリなんて出来ない





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