生徒会長VS幼なじみ
「じゃ、明日、いつも送るトコで!」


「うん!わかった」


時間を決めて電話を切った


今日は早めに寝ようかな…


緊張と興奮からか、私の体は少しずつ、熱を帯びてきていた


そして次の日──────


受験当日、突然やって来た悲劇…


朝、なかなか起きない私を心配したお母さんが部屋に入ってきた


「愛羅?今日は早めに行くんでしょ?そろそろ起きないと…」


「ん?もう起きる時間?」


うっすらと目を開けた私


「しっかり朝ご飯食べて行くのよ!さ、起きて着替えて……」





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