お子サマな恋
「おはよー。」

教室へ入ると
いつものメンツが
アタシの机に
たまって話してる。

「真由おそーい。」

その中の一人、
川口 夕菜が私をにらみながら
文句を言ってきた。

「ごめんごめん~。」

一応謝りながら、
アタシもその輪の中に
混ざっていく。

「まゆってば最近ルーズだよな~。」

こう言ってきたのは、
夕菜の好きな
後藤 悠希。

「そんなことないって~。」

「っていうか、真由の心配する前に
 お前はテストの心配でもしとけ!」

こうきつく言うのは、
人のことをいえるだけあって
テストの点は
誰にも負けてない、
本田 准。

「心配しなくてもちゃんと
 してるっつの!なあ、麗華?」

「えっ、うん。まあ・・・
 多少はね~。」

これはしてないな。
だって 彼女の
石川 麗華、
学年トップの
美人さんがこんな
自身なさげに言ってるし。(笑)

と、これが
アタシのつるむ
クラスメート達。

半分バカ。
半分天才。


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