Je t'aime?




それから一週間は、あっという間に過ぎた。



明日の日帰り旅行の準備も万端。



天気も心配なさそうで、安心した。



夜、部屋で荷物のチェックをしていると、ケータイが鳴った。



祐太からのメールだった。



【今日はゆっくり寝て、富士山楽しんでこい!】



私は速攻で、



【ありがと!おやすみ】



と返した。



待ち受け画面に戻ると、祐太がやさしく笑っている。



「…だいぶ前の写真だし、そろそろ新しいの撮らなきゃなぁ…」



私はケータイを閉じて、「思い出作り」に向けて、眠りについた。








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