名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
腕の中でブルブル震えるその子は頼りないくらいとっても小さくて、重さなんか感じないくらい細くて軽くって。


もしかしたら親とはぐれてご飯も食べていないかもしれないのに、時々あたしを見上げる瞳はキリッとしていて生命力に溢れている。


「ねえ岡田、男の子?女の子?」


岡田が先のとがった長いしっぽを持ち上げる。


「おっ、立派な男子だな」


「ホント!?」


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