色つきリップ〜紅い唇〜
 


大野の腕が


わたしの胸に触れて


体がピクンと跳ねた








怖い


怖い


涙が溢れて


必死で首を振った


わたしを逃がさないように


大野がわたしの動きを先回りして


わたしの逃げ場を無くす


『どうして』


こんなの、


大野じゃないよ




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