色つきリップ〜紅い唇〜
 


逃げられないわたしは


大野が逃がしてくれるまで


ただこうやって


受け止めることしか出来ないの?


こんなに気持ちは溢れているのに


これ以上受け止められないのに


どうしたらいいのか
わかんないよ


不意に制服のブラウスのボタンが外されて


驚いたわたしはまた両腕で胸を隠そうとしたけれど


その前に


大野がわたしの両手を掴んで


わたしの自由をまた奪う






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