また恋をした、その時に。




僕の隣で、しゃがみ込み
僕と同じ目線になる心美ちゃん。

ゆっくりと、顔を左に向ける。




  あ・・・・・


心美ちゃん?どうしたの?



彼女の様子が少し違かった。

何処か元気がなくて顔色も悪い。

目の下には、
しっかりとクマが残っていて。


「心美ちゃん、大丈夫?熱、あるの?」

僕は彼女の額に手を当てようと手を伸ばす。


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