切なさの距離~友達以上、恋人未満~
「静かにしろー!」
あれから数日経った。
今日は金曜日。
明日から休みのせいかみんなのテンションがどことなく高い。
で、山ちゃんはHRのために声を張り上げている。
「テスト結果を返すぞー」
テスト結果…
そうだった。
順位、出ちゃうじゃん。
今回はまあいつも通り平均、みたいな。
先にアキと夢大が紙を貰って、わーきゃー騒いでいる。
「湯川ー」
湯川が呼ばれ、それにあたしは続く。
って湯川、無反応。
悪かったのかなぁ?
と、思い後ろから覗こうとしたが素早く机にしまわれてしまった。
で、仕方なく自分の紙に目を落とす。
203人中…110番。
半分より…下。
最悪だ。
家に帰ったら…怒られる。
「日向、もうちょっと頑張れば?」
「ゆ、湯川っ!」